佐々野寄の日記

数学、ソフトウェアまたはそのほか

「線形代数と量子力学」

何となく面白うそうだなと思って

数学者が書いた量子力学の本を読んでみました。

 

 

線形代数と量子力学 (基礎数学選書 24)

線形代数と量子力学 (基礎数学選書 24)

  • 作者:竹内 外史
  • 発売日: 1981/03/30
  • メディア: 単行本
 

 

数学部分もかなり面白かったです。

ユニタリ作用素、自己共役作用素と射影作用素の理論

また、指数関数などの関数への行列の代入の議論は級数の収束に

頼らないので、他の本にはないかと思います。

 

物理学部分は、

量子力学の有名な原理、不確定性原理や粒子と波動の性質、

などが前半で議論した数学を用いて説明されていきます。

 

これから、

物理学の本も読んでみようかな、と思います。